利根川を越えて安行付近に出掛ける。用事を済ませ、新宿へ足を伸ばし、シネマ・カリテにて「ハンナ・アーレント」を観る。大戦中のアイヒマンの犯罪を扱ったものだ。映画が終了して地上に出ると、、ビル群の上には暗雲群がり寒風頻り也。帰路、「う」食。大将が出てきて「今日は、油の乗った太いものを焼きました!」と挨拶される。極めて美味也・・・。

「紅葉する老年」と云う言葉が好き。老年期、戸惑うことばかり。孫の名前がとっさに出てこない!愛用するお店の名前も失念!探し物で、部屋に入ったら、目的を失念!と、悩ましいこの頃なのであります。一方、巷では、「人生100歳時代」と言うフレーズを耳にします。「そんな事は学校では教わりませんでした」などと、愚痴めいたことを言っても仕方がない・・・・。
後26年でそこに到達してしまう!店で立ち働いていると、「よく頑張ってますねぇ!」と、人様に褒められる事もある。こういう時は、気分爽快、元気が出るのであります。これはそんな老輩の日々を綴るものです。
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2014年1月8日(水)晴後曇後雨
午前中より老妻を伴いヒコマに出掛ける。昨日まで抗がん剤の副作用に苦しんでいた老妻、一夜明け熱が下がると、忽ちの内に体が動き出し、店の様子が気になるという次弟。厨房にて連休の準備に、冷蔵庫、厨房の片付けに終始する。予約もポツリ、ポツリと入り始めるなり。
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2014年1月7日(火)晴、寒
ヒコマ、8時半の外気温は-6度。この冬一番の寒さだ!。今日は、東京よりフォトグラファー8人余来店。ローストビーフを焼いているところを、スティールと動画で撮影、焼きあがったモノを切って、皆で会食。久しぶりに味わうローストビーフは、なかなか美味しいものだと、改めて思うなり。昼時、仕事の手を休め、初対面の皆が会食する。集まっている人々を改めて観察すると、皆若い。三十歳中盤から其のお弟子さんは二十代後半である。もう、この人達が世の中を動かしているのだと思い至ると感慨無量。老騎骨奇にして尚壮心不已 青松歳久しくして心愈々新たなり・・・・。
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2014年1月6日(月)晴、寒
今日は、お馴染みさんの、新年会依頼があり、ローストビーフを焼くなり。前菜に鮟鱇のトマト煮を拵える。
店が終了して外に出でると空に星輝く。帰宅後、老妻より4度目の治療せし報有り。前進有るのみ!長湯。 -
2014年1月5日(日)晴
朝、パンケーキ飯。午後、久しぶりにモーガンのハンドルを握りヒコマに出掛ける。フレッシュエァーの中をドライブするのは楽しい。旧き良き時代を彷彿とさせる、ドライブフィール・・・・。しかし、オープンで走るから寒い・・・。陽のある内に帰宅。風呂に入り芯まで温まる。
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2014年1月4日(土)曇
朝、夏ちゃん孫の家に帰る。万歳!朝食後、茶の間の大掃除をする。老妻はマスクをしてコロコロで座布団に付いた犬毛を頻りに取り、余輩は家中掃除機で掃除をする。午後、読書。「英国二重スパイシステム」を読了。他、特に記す事無。
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2014年1月3日(金)晴、暖
朝、粗食飯。夏ちゃんを散歩に連れ出し町内を歩。昼、雑煮飯。家内を伴い店に出かけ、雑用を済ませる。
他、特に記す事無。 -
2014年1月2日(木)晴、暖
電車で東京に出る。羽生の手前辺りから筑波山をつくづくと望。有楽町に出て「鑑定士 顔のない依頼人」を観ようとしたら、12時半は満員で、午後の切符を求める。時間をつぶしに銀座に向かう。人では程ほどなり。ガードしたの「まんぷく食堂」にて腹を満たさんと暖簾をくぐると相席であった。向かい側にいる御仁は痩せぎすで、洒落た眼鏡を掛けている。出身を尋ねると、ワシントンDCから来たというなり。それでは、「貴殿は米国のエスピオナジュか!」と冗談半分に尋ねると、笑いながら「美容師である」と答え、日本は好きで9回目の訪問で1週間東京を回るという。故スティーブ・ジョブスと同年59歳。ビールとエビフライで暫し歓談。書店で時間をつぶして、映画を観る。映画の道具立ては豪華で、贅の限りを尽くした場面もあり目の肥やしとなる。オークションの場面や、プラハの街角なども出てきて、懐かしい限りだ。イギリス英語で物語は展開するが、写し込まれる風景はどう見てもイタリアや大陸の風景でそこのところが少し気になっていたが、イタリア映画であることが確認できて納得した。