複雑で多様化する現代。店内は、アンティークな家具、庭には癒し度の高い空間(パワースポット)が広がっているお店です。冬は暖炉に癒されます

カフェブロッサム繫昌記

最近、ヒルズ付近の書店に立ち寄り、本を探していたら、サンフランシスコのフォトグラファーに「写真をとらせてもらえないか?」と
尋ねられた。手に持っているのは、M型ライカではないか!!「ノープロブレム!」と答えて、撮って貰いました。

ヨーコさんに見せたら、「これで、カッチャンの葬式写真が出来たと!」喜んだのでありました。

「紅葉する老年」と云う言葉が好き。老年期、戸惑うことばかり。孫の名前がとっさに出てこない!愛用するお店の名前も失念!探し物で、部屋に入ったら、目的を失念!と、悩ましいこの頃なのであります。一方、巷では、「人生100歳時代」と言うフレーズを耳にします。「そんな事は学校では教わりませんでした」などと、愚痴めいたことを言っても仕方がない・・・・。

後26年でそこに到達してしまう!店で立ち働いていると、「よく頑張ってますねぇ!」と、人様に褒められる事もある。こういう時は、気分爽快、元気が出るのであります。これはそんな老輩の日々を綴るものです。

  • 足利5時の外気温は10.5℃。飛駒7時半の外気温は2℃。山間部は
    冷え込んだのだ。7時50分よりローストビーフを焼き始める。
    風なく陽射し有、天気は上々。11時半の外気温は18℃。
    この頃より来店有、夕方まで続く。昨年来店されたmini愛好家の人が当店の
    HPに掲載せし営業カレンダーに誤りを発見!報告を受ける。うかっであった・・・・。
    4、11、18日と「営業」の印を付けし損じたのだ!!!
    作業の途中で、注意が他にそれて、閉じてしまったのだろう。
    歳はとりたくないものだ・・・。早速修正。iPadで確認。どうりで、今日は問い合わせの
    電話が多かった気がする。大型犬來。愛猫家も來。終日賑わう。
    店、19時の外気温は10℃であった。

  • 足利5時半の外気温は9℃。7時50分飛駒の外気温は3.5℃ナリ。暖炉しきりに
    燃やす。三々五々人來。ライダーも來。18時の外気温は7℃。他、特に記す事無。

  • 疲れを覚えて、終日休養。ニュヨークも被害も相当なものであるらしい。
    予約が、次々と入り始める。有難きかな。
    この頃、トニージャット著の「ヨーロッパの戦後史」を読んでいる。扱う時代は
    1945年~2000年であり、ヨーロッパの対局でき地域である極東でも経済的
    、政治的、国民生活の発達が同時代的に進展していたところが面白い。
    一つ歴史の視点をえると、その視点を活用して、極東の包活的な方向性も
    見えてくる利点がある。下記に帰すのは、非常に今日的な市民性格の中で
    意識化に潜在している、一つの認識をあぶりだしている文章であるとおもう。
    「ヨーロッパの人びとは半世紀近くにわたって、自分たちの問題について
    国家と政府当局が占める割合が着実に増大するのを目のあたりにしてきた。
    このプロセスがあまりにもありふれたこととなったので、
    その背後にある前提―活動的な国家は経済成長と社会改良の必要条件であるということ―は、当然なこととして概ね霞んでしまっていた。」

  • 朝、クロワッサン飯。米東海岸、ハリケーン被害の報有。午前中より二人で飛駒。
    掃除、営業の準備。昨日渋谷で観た「桃(タオ)さんのしあわせ」の終盤に
    漢詩が出て来た。その詩が非常に効果的であった。作家、作品の名前を
    知りたいので、ル・シネマに訊ねると、配給会社の連絡先を紹介してもらう。
    作者は晩唐の李商隠。無題。早速Webを検索。中々、艶っぽい作品だ。
    無題
    相見時難別亦難、東風無力百花残。
    春蚕到死絲方盡、蝋炬成灰涙始乾。
    暁鏡但愁雲鬢改、夜吟應覚月光寒。
    蓬山此去無多路、青鳥殷勤為探看。
    無題
    相見る時難く別わかれるも亦難し、東風は力無く百花 残(そこなう) 。
    春蚕 死に到たりて、糸方に尽き、蝋炬 灰と成り、涙 始めて乾く。
    暁鏡に 但 愁 雲鬢を改め、夜に吟ず 応に覚える、月光の寒
    蓬山 此より去ること多路無し、青鳥 殷勤 探り看ることう為さん。

  • 渋谷のBunkamuraで「桃(タオ)さんのしあわせ」を観る。劇場は満席にちかい。観客は
    中高年ばかり。見ごたえのある作品であった。60年間、同じ家族に仕えてきたメイドのタオさんが
    或る日、脳卒中で倒れる、というところから、物語が展開してゆくのだ。舞台は香港。
    映画で出てくる、丸ごとの魚を煮付けたものが非常に美味そうに出て来た。中国でよく戴いた。
    広東語も懐かしい・・・・。思うに、日本の煮魚とはことなり、上手く野菜を用いて調理、
    香り付けするところなどは先輩格だ。
    タオさんも僕と同じで正直だ。主人が心を込めて作って持ってきた「ツバメの巣のスープ」を試食して
    「生姜が入ってない!」いって、場がしらけるところがある。自分を見ている様な思いがした。
    注意しなくてはいけない・・・・・。渋谷の街は日本人ばかりになったようだ。

  • 7時半の外気温は10℃。焼きたてパンを得る。午前中読書。昼より友人達と太田に出掛け飯。金山に登る。
    帰路、イオンにて「アルゴ」を観る。実話モノで1979年をイラン革命の頃に発生した米国大使館員拘束事件を
    扱うものだ。スリル満点・・・・。当時のファッションを思い出す。僕は、丁度、ログハウス開発のために米国に
    行き始めた頃である。通信手段はファックスではなくテレックスであった。懐かしい時代だ。

  • 6時の外気温は13℃。昼前市中散策。昼、友人宅飯。帰宅後炬燵にて読書午睡。夕、再び
    市中散策。月、天空に浮かぶ。初冬の如し。18時の外気温は16.5℃。長湯。

  • 5時の外気温は14℃。終日雨。雨といえども三々五々人有。暖炉が活躍する季節になった。16時の
    外気温は14℃。下記の漢詩は備忘の為であります。
    菅茶山「読旧詩巻」
    老来歓娯少、 老来(年寄ると) 歓娯少く
    長日消得難。 長日(夏の日の無聊) 消し得ること難し
    偶憶強壮日、 偶々(タマタマ) 強壮の日を憶ひ
    時把旧詩看。 時に旧詩を把りて看る
    大耋心慌惚、 大耋(ダイテツ:ほとほとぼけきっている) 心 慌惚たれども
    亦可想当年。 亦た当年を想ふべし
    欣戚如再経、 欣戚(キンセキ:歓びと悲しみ) 再び経る如く
    病懐稍且寛。 病懐 ややしばらく寛(ユルヤカ)なり
    酔花墨川堤、 花に酔ひし 墨川(隅田川)の堤
    吟月椋湖船。 月に吟ぜし 椋湖(巨椋池)の船
    叉手温生捷、 手をさす 温生の捷(腕を組むたびに素早く詩が成った晩唐の温庭イン)
    露頂張旭顛。 頂を露はす 張旭の顛(頭をむき出し髪を筆とし草書を書いた晩唐の張旭)
    此等常在胸、 これら常に胸に在りて
    其状更宛然。 其の状 更に宛然たり
    瑣事委遺亡、 瑣事 遺亡に委ぬれども
    忽亦現目前。 忽ち亦た目前に現る
    或遇不平境、 或いは不平の境に遇ひしも(時には心おだやかでなかった境涯もあったが)
    往事夢一痕。 往事 夢一痕なり
    吾詩従人笑、 吾が詩は人の笑ふに従ひ
    不必費補刪。 必ずしも補刪を費さず
    自吟又自賞、 自ら吟じ 又 自ら賞すれば
    楽意在其間。 楽意 其の間に在り

  • 5時の外気温は16.5℃。7時半よりローストビーフを焼き始める。10時半完成。ツインの取材有。
    終日曇。三々五々人有。ケーキも売り切れる。有難きかな。17時の外気温13℃。
    この頃、菊の花を見かけと重陽の節句を思い出す。「菊花、満頭に挿して帰る・・・」という重陽の節句を
    歌いこんだ古詩があったような気がする。この季節、丘の上でご馳走を食べて、酒にたわむれるのには
    良い季節だ。

  • 7時半の外気温は11℃。午前中より飛駒にて準備。暫く、草刈。昼、仔牛のカツレツ飯。午後、暖炉を燃やし
    読書。午睡。17時の外気温は16℃。夜、粗食飯。他、特に記す事無。