半袖で過ごせるほどの穏やかな日となる。桑の葉が「ばさりっ」と落つ。青春時代、この季節、イブ・モンタンの「枯葉」がしきりにラジオから流れてきた。早朝より暖炉に薪をくべ肉塊をやく。店のあいまをぬって、しきりに薪を割る。まさかりを頭上より後ろに背負い、「えい!」という、掛け声で腕を伸ばし投げるが如く、振り下ろす。「ぃりやぁ!」というまに刃先は丸太の真を砕き、真っ二つになる。マサカリの柄は三尺余、僕の腕は弐尺余。合わせて五尺の柄を持つマサカリは腕の付け根を回転軸にし、渾身の力を込めて振り落とすのだ(この文章を打ち込んでいて、思わず、肩に力が入っている事に気付く)。これを繰り返すこと五十回を下らず。全身熱気が走り、汗が滴り落ちる。十分なる運動をした一日となる。ヨーコさんの同級生山梨より來。

「紅葉する老年」と云う言葉が好き。老年期、戸惑うことばかり。孫の名前がとっさに出てこない!愛用するお店の名前も失念!探し物で、部屋に入ったら、目的を失念!と、悩ましいこの頃なのであります。一方、巷では、「人生100歳時代」と言うフレーズを耳にします。「そんな事は学校では教わりませんでした」などと、愚痴めいたことを言っても仕方がない・・・・。
後26年でそこに到達してしまう!店で立ち働いていると、「よく頑張ってますねぇ!」と、人様に褒められる事もある。こういう時は、気分爽快、元気が出るのであります。これはそんな老輩の日々を綴るものです。
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2009年10月31日(土)晴
秋景深まり、風無く暖。バスで来店の人有、足利駅より1時間であったと言う。夕、薪を割る。
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2009年10月30日(金)晴、暖
午前中より、ヨーコさんと飛駒に出かける。ひざ掛けを、陽射しに広げて干す。光線の具合が心地よい。昼食はパテ、野菜のマリネー、冷えた白ワイン、パン。外気温23度。桑の葉、色変わりきて、絵に描いたようなひと時だ。ヨーコさんが「落ちたのはこんな陽気の日だった・・。」とつぶやく。食後、桜のきのもとに敷布を広げ読書午睡。夕、ひとしきり、薪を作る。秋は素晴らしい!5月から毎日続く草刈にも、ようやく開放されて、切迫するものが無い。天に感謝多。
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2009年10月29日(木)晴
午前中織姫山散歩。山の柿の葉紅葉半ばなり。帰途、同級生に出会う。川釣りにこり渡良瀬川で釣るという。インフルエンザ予防注射をうける。午後佐野に出掛け「南極料理人」を観る。状況説明的な画像なかにいつのまにか引き込まれ、ことさらにドラマティックな展開はないけれども楽しめた。明日は店の準備。
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2009年10月28日(水)快晴
学級閉鎖で孫が遊びに来る。モーガンで太田市に出て、伊料理店にてカルボナーラを昼食にご馳走する。群馬県ではあちこちで子供の姿を見た。尋ねれば、群馬県民の日で休日との弁。夕暮、織姫山散歩。周辺の景色、春の如く霞む。空に帰鳥有、隊列を組み山に向う。
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2009年10月27日(火)晴
台風一過の晴。風有。昼前に織姫山散歩に出かける。頂上の眺望極めて良。南に都内ビル群、西にクレオンしんちゃんの作者が落ちた荒船山の断崖。北に輝く白い積雷雲わき、その上を旅客機が滑るように飛んでゆく。東には上昇気流をとらえた大鳥が円を描いて昇って行く。久しぶりにドラマテックなパノラマを見た。
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2009年10月26日(月)雨
台風20号南より接近するという。終日雨。炬燵を出す。読書午後にいたる。午睡後パソコンで音楽を聴く。
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2009年10月25日(日)曇
天候があやぶまれたが、雨は降らず。終日暖炉を燃やす。「ワールドミュジック・フェス」の音楽と美味しい料理で大勢のひと來。一部混乱はあるものの、終日和やかに推移。ありがたきかな・・。
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2009年10月24日(土)曇
肌寒い一日であった。終日暖炉を燃やす。明日のイベントの準備をする。
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2009年10月23日(金)曇
風なく穏やかな日。飛駒にて、終日薪割り。明日から燃やす薪は十分な量になった。ヨーコさんは明日の準備をしている。時々予約の電話が鳴るが、桑の葉が舞い落ちる時、地面で「バサッ」と音が響くような静かな一日であった。