年の暮れは、友人との忘年会を楽しみ、静かな元日を迎える。2日より、家内は、店の厨房を改造することに専念している。カフェブロッサムのサービス向上の為に、ハースグリラーの増設が発端であった。まず、スペース確保の為、店の運営に不必要な物を廃棄。
これが、なかなか出来そうでいてうまくいかない。
二人で過去、何度も、挑戦したのであるが、店の奥や、棚の中から一つ荷物を取り出したとして、内心はもはや使うことはないので破棄!と決心しても、過去、何十年かの思い出が涌き出てきて、二人ともその内なんとかしよう!と、またもとのところに、それは、もどることになり、整理整頓は、その進展をみなかったのであります。
しかし、今回は、メンバーにジュリア女史が参加。我々が、およびもつかないような、提案を、次々に出してくる。あの棚をこちらに、その家具(とてつもなく重いものばかり)をあちらにと、動かすことを想像するだけで億劫!、われ等の、脳細胞は機能停止状態に陥り、全身より力が抜けていつたのである。
家内、私も「OK!ノープロブレム!でも今回はちょっとにしてロングホリデーをノンビリ楽しもう!」「動かすのはネクストタイムね!」とやんわりと、切り替えし、最小限度に収めようと試みたのであるが、彼女は主張することを変えない。
最後には壁も自分で塗り替える!と言う方向に発展してしまった。
急遽、作戦タイムをとり、家内と二人でじっくりと話し合った結果「若い彼女が一所懸命、店の為に提案するのであるから、ここは一つ彼女の思うとうりに任せてみよう!」、
といくことになり(どう転んでもわれら夫婦だけでは発想すら出てこない)我々は彼女の指揮のもとに行動することとなった。正月明け、早々に大工さんも入り、厨房の壁の取り払い、棚の取り付け工事も終了、主要家具の移動も、昨日で、終了、どうやら、八合目あたりまで、やっとたどりついた。
こうなってみると、改善改良は部外者が介入して進めていかないと、その目的をとうてい達成できるものではないとしみじみと思い至ったのであります。
今日、常套句のごとくになった「政治、及び機構改革」も同様で、だれか外部の者に思い切ってやってもらったほうが、費用、時間の節約、ひいては明るい日本が早くに訪れるのではないかと、なにか、深く考えされられる新年となった。
兎も角も、カフェブロッサムは、皆様へのサーヴィス向上をめざして、正月早々より、ドラスティックな改造が始まったのであります。2月1日をご期待ください。

「紅葉する老年」と云う言葉が好き。老年期、戸惑うことばかり。孫の名前がとっさに出てこない!愛用するお店の名前も失念!探し物で、部屋に入ったら、目的を失念!と、悩ましいこの頃なのであります。一方、巷では、「人生100歳時代」と言うフレーズを耳にします。「そんな事は学校では教わりませんでした」などと、愚痴めいたことを言っても仕方がない・・・・。
後26年でそこに到達してしまう!店で立ち働いていると、「よく頑張ってますねぇ!」と、人様に褒められる事もある。こういう時は、気分爽快、元気が出るのであります。これはそんな老輩の日々を綴るものです。