昨日より、春らしい天気続く。(長い冬が終わりほっとする)庭の水仙も蕾をもつ。愛犬達と一緒に庭で食事をされるお客様もボツボツ現れる。土曜日は、飛駒の奥に新進陶芸家の窯を見学する。作業中のところを見学したのであるが、そのありようは生き物の如く窯はあちこちに在る穴より盛んに火を吐き、轟々と音をたてる。あたかも火の神が窯の中で怒り狂い暴れているようなありさまであった。驚くべき!火入れ口よりのぞくと真っ赤に輝く作品が見えた。どのように仕上がるのかが楽しみである。戦争の報道やや落ち着く。

「紅葉する老年」と云う言葉が好き。老年期、戸惑うことばかり。孫の名前がとっさに出てこない!愛用するお店の名前も失念!探し物で、部屋に入ったら、目的を失念!と、悩ましいこの頃なのであります。一方、巷では、「人生100歳時代」と言うフレーズを耳にします。「そんな事は学校では教わりませんでした」などと、愚痴めいたことを言っても仕方がない・・・・。
後26年でそこに到達してしまう!店で立ち働いていると、「よく頑張ってますねぇ!」と、人様に褒められる事もある。こういう時は、気分爽快、元気が出るのであります。これはそんな老輩の日々を綴るものです。
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2003年3月17日(月)雨
春雨寒、水戸より、ブルーグラスバンドの皆さんが来店、他のお客さんを交えて楽しい演奏会となる。当店、春の演奏会の日程は、5月3日に統一。アイリッシュ、ブルーグラス、オールディーズに決定。中東情勢風雲急を告げる。
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2003年3月16日(日)陽春
ようやく春めいてくる。待ち望む春もあと一歩のところまできている。庭でさえずる小鳥たちの声も、こころなし元気で格調高く聞こえた。水仙の葉も大分伸びる。先週末より、ジュリア女史京都に出掛ける。彼女は、スローな空気の漂う厨房に突然乱入し、怒涛の如くの勢いで、むやみやたらと色々なものを作り、われらの脳裏に明瞭なウクライナの存在を刻み付け去っていった。この1ヶ月半は、彼女がまるでわれら二人をむんずと両脇にかかえ、いきなり全速力で走り出し、家人も私も、気がついてみると、不思議な場所に連れていかれてしまったような心持であった。兎も角も、学ぶところ大、感謝多。昨夕は店を早めに切り上げ、佐野のアウトレットモールに出かける。場内、アメリカでなじみのあるそれであり、真新しい為か、光り輝いている。常日頃親しんでいる、佐野の街とはまったく異なる空間にスペーススリップしたようで楽しい一時を過ごす。その為か、帰路、目にする佐野や足利の街はあまりにもきたなく、うらさびれて空虚に映る。
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2003年3月8日(土)晴れ
やや風あり。外気温11度。日差し暖かく春めいてくる。長い冬が過ぎ行く感あり。ストーブの薪も残り少なくなった。
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2003年2月24日(月)雪
終日、降りしきる雪を見ながら、久しぶりに豊かなランチを家人、ジュリア君を交え 3人で食す。ワインはフランケンを開けてボーンドライなシュタインワインを楽しむ。食後、家人昼寝、ジュリア君刺繍、私は読書と思い思いの時を過ごす。外気温1 度、室内23度であつた。来店する者無し、されど温かき所より、降り積もる雪を眺めるのは楽しき事。
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2003年2月23日(日)曇り
昨日、午後3時半より飛駒新住民の方々十数名店にお集まり戴き、自己紹介をかねた顔合わせをする。職業、世代もさまざまであるが、美しき里、飛駒を愛する気持ちに変わりなく、互いの語らいに時間の過ぎることを忘れ交流を深める本日は開店前より、来店する人あり。日中、陽もさし、早春の気配に誘われたのか、各地よりの来店客で一時賑わう。冬眠中のなまった体ようやく動き出した気分である。午後遅くなり佐野のバンドのメンバーの皆さんの練習が始まった。夜、テレビにて、中国企業の海外進出にテーマを絞った番組を見る。先進国の技術を国内に蓄積して、先達の歩んだ道を爆発するほどのパワーで駆け抜けて行くようなところを、とらえた番組であった。一方、イランでは中国の資金援助と技術投入によりイラン国内の発展を推進する、中国の世界戦略の一端をかいまみた。現在わが国のメディアのテーマはイラクと北朝鮮問題だけであるが、いずれにしても今のきな臭い硝煙が消える頃には、もう一方の超大国の出現は間違いないのであろう。大変興味深い番組であった。世界は劇的に変化して行く。世界の果て、飛駒にこもり、隠遁生活を送るわが身にはかいもく縁のない事であるが、ひとごとながら、「馬鹿は100人集まっても馬鹿」の例え話があるが、その馬鹿の末期的病症をていする金のかかる国を肩に担ぎ激動の波にもみくちゃにされながら、長い人生を歩む日本の若者達に同情の念は禁じえないのである。
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2003年2月16日(日)雨
終日雨。遠方より来客三々五々あり。ギターを持ち児島氏来る。誕生日の人、食事の後フォークライブを楽しむ。今日もジュリアの手作り料理堪能す。おいしかった! 4月29日(火)春のライブ決定。
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2003年2月13日(木)晴れ、寒
今週は土日、やや春めき、外にてひとときを過ごす人も現れる。ジュリアの料理、好評にて喜ばしい限りである。今日は午前中より、東京ドームで開催中の「テーブルウエァーフェスティバル」を見学に出掛ける。ミントン社の提案する飾り付けは素晴らしいものであった。しかし、その他は、取り立てて見るべきものなく、一様に陳腐で、リズム、春のイキオイのようなものが感じられないのである。食卓に用いる布の色、柄、その上に置かれた食器類との調和、どれをとっても引きずり込まれるような魅力が乏しい。こじんまり纏まってはいるが力がない。何故なのだろうか?門外漢であるが素朴な疑問が残った。家人曰「それなりにこの業界の大御所が提案しており、伝統ある表現を重んじて、演出しているから程々の渋い落ち着きがみられるのだが・・・・・」、しかしそれにしても一様にくすんで見える、食欲を刺激するようなビビットな躍動感に乏しい演出であるように思えた。その為、ミントンの演出のみ際立った。演出とは難しく妙なる技にて、兎も角も、久しぶりに勉強をした。
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2003年2月5日(水)晴れ
冬休み後の第1週目無事終了。助っ人ジュリアさんのお陰で、家人、ウクライナ地方の郷土料理を各種会得。それよりも何よりも、家人の英語でお互いが料理に関するコニュニケーションが摂れる様になったのはよかった。当方の錆び付いていた英語も少しずつ滑らかに出るようになった。
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2003年2月2日(日)風なく晴れ
早朝きわめて寒。寒暖の計、早朝-7.5度を示す。店の湯出づ。昨日より新年度営業開始千客万来、ハレー、ケータハムの愛好家も集う。総ての運営、気の動きと動作シンクロせづ、終日あせり、戸惑いながら過ぎる。幸いにして美しき助太刀あり、店のサービス、薪作り、庭の整理つつがなく終了。よき出会いに感謝多。閉店後、友の大いなる慶事をささやかながら祝う。ボルシチ好評、暖炉の炎終日たえず。冬の星、今宵も輝く。