雑誌の取材のおかげで栃木県各方面より来客多し。三連休も無事終了。

「紅葉する老年」と云う言葉が好き。老年期、戸惑うことばかり。孫の名前がとっさに出てこない!愛用するお店の名前も失念!探し物で、部屋に入ったら、目的を失念!と、悩ましいこの頃なのであります。一方、巷では、「人生100歳時代」と言うフレーズを耳にします。「そんな事は学校では教わりませんでした」などと、愚痴めいたことを言っても仕方がない・・・・。
後26年でそこに到達してしまう!店で立ち働いていると、「よく頑張ってますねぇ!」と、人様に褒められる事もある。こういう時は、気分爽快、元気が出るのであります。これはそんな老輩の日々を綴るものです。
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2002年2月10日(日)曇り、午後遅くなり晴れる
本日慶事あり1、満員御礼。雪の降るのを危ぶむような曇り空にもかかわらず来て頂いたお客様達に感謝。この一年神のご加護の多なるを!2、赤ワインの大当り。拾年余、店の棚に置忘れたる、目立たない赤ワインをあける。なんと・・・・・!!!!。当りである。客人に供する前に毒見をした。信じられないしとやかな舌触り。余韻を残すほのかな甘味。この味わいを最後にめぐり合ったのはいつの頃か。ボルドーのどこのシャトーのワインであったか思い出すのに時間がかかった。清純な乙女のくちづけを一瞬の刹那にうけその余韻に、これは夢なのか、現実なのか、迷う一瞬の心持ある。思わずボトルを見なおす。間違い無い。ニュージーランド産であつた。貯蔵したるワイン、世評に高き物から開け、残ったものは平凡な期待もせぬものであった、その一本がこれだった。それがこの十年あまりの歳月をかけて化けたのだ。可愛いやつ、思わず瓶をなぜた。注文した客人もなかなかやる。味わった後、お変わりのオーダーを出した。赤ワインあなどりがたし!ワインの奥の深さを教えられた一日となる。口にしてから、すでに8時間は経過しているにもかかわらず、今に至るもその余韻的記憶が残る。ワインは飲む人を幸福にさせてくれる事を改めて学んだ日であった。もっと下世話な表現をすれば「宝くじに当ったとき」の心境である。天は我を見捨てていない!。これからもすなおにこの道にも精進することを誓います。3、夜空、ますます怪しく輝き我を誘う。普段の夜空より多くの星達が輝いていた。今夜はひとしお寒くなりそうである。天の恵みに感謝多。
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2002年2月9日(土)晴れ、風やや強い
とうとう風邪を引いてしまった。旅の疲れが今頃出てきた。4月の演奏会の件でケンタッキーランブラーの小林さんから連絡あり。参加グループが増える。今夜の星空は誠に綺麗であった。今日は早めに床につく。
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2002年2月3日(日)
小雨一日中やまず朝より雨であった。店の準備をする間もお客様が来るのかどうか不安がつのった。しかし店を開けてみると11時より早速お客様があり、そのまま夕刻まで続く。お蔭様にて冬休み後の第一回営業日としては幸先のよい日々となる。
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2002年2月2日(土)晴れ、風無く穏やか
一ヶ月の休みの間に庭に積もる落ち葉を掃き集め燃やす。午後より常連の方々ご来店、挨拶を交わす。夕刻になり「とちナビ」にて店を知り得て、やっと辿りついた鹿沼からのお客様もおり充実した仕事始めの初日となる。夜空に星見えず。
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2002年2月1日(金)晴れ
「カントリー、ブルーグラスミュージックの源流を辿る」旅を終え、帰国後はや三日を過ぎるも、時差ぼけにて頭の働きおぼつかなき所あるも、普段よりあまり頭は使わない事に思い至り、明日よりの営業の速やかなるを確信いたし準備を始める。世の中の移り変わりの激しさに、改めて思い至ることしきり。