ようやく、厨房増設、店内リニューアルの工事完了。この期間、朝より晩まで一生懸命ひたいに汗して働いた。吹き抜け天井のペンキも、自分で足場をかけて塗ってしまった。つらつら、過去の人生を振り返ってみると、これほどまでに、働いたことは記憶にない。
増設した赤外線グリラーもパワフルに稼動、昨日は完成を祝ってジュリアさん達とステーキを焼いてささやかな慰労会が出来た。
今日も開店に向けての準備をする予定である。

「紅葉する老年」と云う言葉が好き。老年期、戸惑うことばかり。孫の名前がとっさに出てこない!愛用するお店の名前も失念!探し物で、部屋に入ったら、目的を失念!と、悩ましいこの頃なのであります。一方、巷では、「人生100歳時代」と言うフレーズを耳にします。「そんな事は学校では教わりませんでした」などと、愚痴めいたことを言っても仕方がない・・・・。
後26年でそこに到達してしまう!店で立ち働いていると、「よく頑張ってますねぇ!」と、人様に褒められる事もある。こういう時は、気分爽快、元気が出るのであります。これはそんな老輩の日々を綴るものです。
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2004年1月8日(木)風
年の暮れは、友人との忘年会を楽しみ、静かな元日を迎える。2日より、家内は、店の厨房を改造することに専念している。カフェブロッサムのサービス向上の為に、ハースグリラーの増設が発端であった。まず、スペース確保の為、店の運営に不必要な物を廃棄。
これが、なかなか出来そうでいてうまくいかない。
二人で過去、何度も、挑戦したのであるが、店の奥や、棚の中から一つ荷物を取り出したとして、内心はもはや使うことはないので破棄!と決心しても、過去、何十年かの思い出が涌き出てきて、二人ともその内なんとかしよう!と、またもとのところに、それは、もどることになり、整理整頓は、その進展をみなかったのであります。
しかし、今回は、メンバーにジュリア女史が参加。我々が、およびもつかないような、提案を、次々に出してくる。あの棚をこちらに、その家具(とてつもなく重いものばかり)をあちらにと、動かすことを想像するだけで億劫!、われ等の、脳細胞は機能停止状態に陥り、全身より力が抜けていつたのである。
家内、私も「OK!ノープロブレム!でも今回はちょっとにしてロングホリデーをノンビリ楽しもう!」「動かすのはネクストタイムね!」とやんわりと、切り替えし、最小限度に収めようと試みたのであるが、彼女は主張することを変えない。
最後には壁も自分で塗り替える!と言う方向に発展してしまった。
急遽、作戦タイムをとり、家内と二人でじっくりと話し合った結果「若い彼女が一所懸命、店の為に提案するのであるから、ここは一つ彼女の思うとうりに任せてみよう!」、
といくことになり(どう転んでもわれら夫婦だけでは発想すら出てこない)我々は彼女の指揮のもとに行動することとなった。正月明け、早々に大工さんも入り、厨房の壁の取り払い、棚の取り付け工事も終了、主要家具の移動も、昨日で、終了、どうやら、八合目あたりまで、やっとたどりついた。
こうなってみると、改善改良は部外者が介入して進めていかないと、その目的をとうてい達成できるものではないとしみじみと思い至ったのであります。
今日、常套句のごとくになった「政治、及び機構改革」も同様で、だれか外部の者に思い切ってやってもらったほうが、費用、時間の節約、ひいては明るい日本が早くに訪れるのではないかと、なにか、深く考えされられる新年となった。
兎も角も、カフェブロッサムは、皆様へのサーヴィス向上をめざして、正月早々より、ドラスティックな改造が始まったのであります。2月1日をご期待ください。 -
2003年12月31日(水)晴れ
12月25日より当店、冬休みに入った。
来年2月1日(日)より営業再開予定である。このごろは1年使用した店内の清掃、食材の整理などと後片付けに始終す。
しかし、庭の景色をながめたり、今年1年の出来事や楽しい出会いを二人で料理を作りながら話し合ったり、暖炉の火にあたりながら読書をたのしむ時間もおおいので、片付けのほうは遅々として進まない。
多分、年明けも相変わらず後片付けをしていると思う。
なにはさておき、この1年、カフェブロッサムを御支持くださったお客様に心より感謝申し上げつつ、家人愛犬サーヤどもども楽しい冬眠生活に突入すべく準備中。 -
2003年12月17日(水)曇天
朝より雪降るような厚き雲、飛駒の盆地を被い、寒。
幸いにも店内暖、繁昌にて始終す。
閉店後、ジュリア女史誕生会、身近な人々を招いてもようす。
10時、片付けを終了、軒下寒暖計、マイナス1度を指し、夜空の星輝く。
この頃、フセイン某、捕獲後の展開、論ずることしきり。
ジュリア女史誕生会での画像は、こちら! -
2003年12月14日(日)快晴
透明な陽射しのもと、朝の準備をはたし、のどかな一時を陽だまりにて憩う。厨房よりパンとハムを用意、ついでにビールもこっそりと1本・・・・。サーヤも「なにごとかいな?」と云うふうな様子で後に続く。
テラスのひだまりの中でひざしをあびほろ酔いかげんで摂るランチ・・・・。なにものにも替えがたい一時であった。
今年も残り2週間程とだいぶ詰まってきたが、この地は長閑な時間が漂うばかりである。 -
2003年12月4日(木)晴れ
昨日は店、暇であった。
夕方、家人曰「今から店仕舞して、渋谷のしょうたんの店にいきましょう」との提案、机の下で気持ちよさそうに安眠するサーヤをたたき起こし、急いで支度をして向かうは、「LIFE(ライフ)」と云う、代々木公園ちかくに甥兄弟が今年の夏オープンしたイタリアンレストランである。
彼等は6年ばかりフレンッエで修行、帰国後、都内の某レストランで仕上げをして、スローフードをテーマとする店を持つにいたったのであります。
最近は料理関係でわからない事が生じると、時々この店を覗く事が習慣になった。店も繁昌している。
今回もメニューのことや、厨房設備の見学を兼ねて出かけたわけである。
夕食をその店で簡単に済ませて、時間ぎりぎりに道玄坂上、シブヤ・シネソサエティーで「歌追い人」を観た後、店に再び戻って、カフェオレを飲む。来店中のフランスオーガニックワインを商うT氏とオーガニックをテーマとするフォトグラファーのS女史を紹介されしばらくはスローフードを話題に談笑はずむ。
帰り支度をして、時計を見ると12時を少し過ぎていた。久しぶりの気晴らしとなる。
LIFEでのひとときの記念撮影は、こちら! -
2003年12月1日(月)雨、暖
台風の影響で、この2~3日、梅雨のような天気が続き、長年、体内に蓄積した、季節的バイオリズムと現実の天候が、シンクロしない為か、妙な疲労感が、この頃残る。
もっとも、10月下旬、栃木読売、当店紹介記事、掲載されてこのかた、なかなか忙しい日々がしばらく続いたのも、疲労の要因の一つではあるが、それにしても、前代未聞の陽気には驚く。
家人「あと一ヶ月!ガンバルぞー!」と気炎あげることしきりである。
このごろ、足利銀行破綻をきく。 -
2003年11月23日(日)晴
晩秋、風無く秋晴。ブロッサム庭、紅葉、今がさかんである。屋外にて愛犬を連れて、紅葉とフォンディユを楽しむ方々多し。終日、店の内外、静かに時は過ぎ、厨房のみやかましい。やんぬるかな。
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2003年11月16日(日)小春日和
早朝より暖、開店前の一時「空山人を見ず、唯人語声を聞く」心地にて、掃除の手を休め、紫煙と時を過ごす。かねて予定したるライブ、首尾よく了。店、繁盛の始末の後、テーブルの下に丸くいびきをかいて寝ているサーヤに声をかけても、ただ尾を少し振るだけにて起き上がらず。仕方なく抱き上げて車に乗せ帰宅。夜空に星輝けど、微風暖。
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2003年11月2日(日)晴朗
テラスの桑の葉、多散し、秋の深まりを知る。本日、穏やかな日和にて、開店直後より来店する方を始めに夕刻まで、入れ替わり、立ち代り訪れる方々の応対に始終す。
過ぎれば山陰に浮かぶ半月をしばし眺め、憩う。