複雑で多様化する現代。店内は、アンティークな家具、庭には癒し度の高い空間(パワースポット)が広がっているお店です。冬は暖炉に癒されます

カフェブロッサム繫昌記

最近、ヒルズ付近の書店に立ち寄り、本を探していたら、サンフランシスコのフォトグラファーに「写真をとらせてもらえないか?」と
尋ねられた。手に持っているのは、M型ライカではないか!!「ノープロブレム!」と答えて、撮って貰いました。

ヨーコさんに見せたら、「これで、カッチャンの葬式写真が出来たと!」喜んだのでありました。

「紅葉する老年」と云う言葉が好き。老年期、戸惑うことばかり。孫の名前がとっさに出てこない!愛用するお店の名前も失念!探し物で、部屋に入ったら、目的を失念!と、悩ましいこの頃なのであります。一方、巷では、「人生100歳時代」と言うフレーズを耳にします。「そんな事は学校では教わりませんでした」などと、愚痴めいたことを言っても仕方がない・・・・。

後26年でそこに到達してしまう!店で立ち働いていると、「よく頑張ってますねぇ!」と、人様に褒められる事もある。こういう時は、気分爽快、元気が出るのであります。これはそんな老輩の日々を綴るものです。

  • ターシャを囲んだ写真到着

    待ちに待った、ターシャ老女との集合写真が手元に届いた。
    到着するまで、時々「あのときの写真はどうしたんだろう!」「どんな風に撮れているのか!」とわくわくしながら、40日ぐらい楽しめた。我が家からヴァーモントまでの距離感も味わえた。
    今夕は、家内と写真をみながら、その時、一緒にターシャの庭を散策したメンバーとの語らいを思い出し、旅の想い出も一層深まったのでありました。特に最前
    列にいる二人の少女達とは仲良くなり、ターシャの家を去るころには、別れ際に、僕のほおにキスもしてもらったのを思い出した。同封された手紙には、数週間
    で雪になるとあった。
    少し大きく拡大

  • 昨日、ターシャの生息する付近にある「ガーデンツアー集合場所」の下見をした。

    元の観光案内所で尋ねてみたが不明。
    バーモントより日本にファミリーから送られた
    案内書にしたがって、森の中を不安を抱えながら進んで行くと集合場所に到達した
    (これで一安心、なにしろ、はるばる飛行機に乗って出かけてきたのである、道を間
    違えて時間に間に合わず会えなかったのでは泣くになけない)。途中鹿にであい思わ
    ぬ楽しいときを得る。周辺は針葉樹、広葉樹の混じる鬱蒼とした広大な森である。
    人々は、その森の中にひっそりと住んでいるようである(八ヶ岳周辺にある原村に近
    い風景)。
    今日は、2時半の集合予定に遅れないように、下にある町で昼食を済ませ、予定より
    30分ほど早めに集合場所に向かうと、すでに先着の車2台があり、家族の出迎えを
    受けている。
    僕達も受付を済ませてギフトショップで家内の買い物に付き合い、店内
    を回っているうちに、ふと、外を見るとたちまちのうちに10台ほどの車が到着し
    て、店内も人であふれるばかりである。総勢約30人、これが、今回の「ガーデンツ
    アー」のメンバーである。アメリカ東海岸周辺より集まった人たちである。日本人は
    我等二人のみ。
    今回はここまで・・・。次回をお楽しみに
    ターシャのギフトショップ

  • 事の始まり

    西銀座某書店で細君は『今がいちばんいい時よ』と題する、老婦人の写真が表紙に目立った本を手に持って示した。
    「それ、グランマーモーゼスの本?」と僕が尋ねると『ターシャテューダー!』と答えが返ってくる。
    家内曰く、10年ほど前から時々耳にする名前で自然に恵まれたバーモントの片田舎でガーディニングを中心軸に自分の世界を作り、気ままな生活をしている90歳になる婦人であると言う。家内はそのライフスタイルに共鳴すると言う。後日、僕もその本に目を通してみると、ターシャとはなかなか面白そうな生活を展開している人物、しかも、僕達の生活そのもののような気がしてならない。その彼女の生活をこの目で見てみたいと思うのは期を待たないものだ。Webで調べると、彼女の庭を公開する時期があり、9月10日(土)がその日であることを知る。まず電話を入れてみる。先方からは参加チケットはSOLD OUT!だと答えが返ってきた。
    「日本から出掛けて参加したいのですが・・・・・」と熱意を伝えると「OK,No problem!」、参加申込書をすぐ郵送するから住所氏名参加人数、カード番号を記して返送するようにと指示あり訪問日は決定する。

    2005年9月4日(日)

    ターシャのガーデンツアー参加は9月10日午後と、決まった。航空券、ハーツレンタカーの予約手配と旅行の準備を整え、ニュヨークまで飛ぶ。予定日の10日までは、周辺の興味のあるところを回って時間調整をする。
    夕刻JFK通関をでて、マンハッタンに向かい、グランドゼロの近くにある中華飯店にて夕飯を済ませ、トンネルをくぐり、ニュージャジーに渡り、夜も遅くなったので、途中で宿泊。
    まずは、アーミッシュのパラダイスに向かったのでありました。

    9月5日(月) アーミッシュの人達がすんでいる「パラダイス」を見学。周辺は平らな農場ばかりで山らしきものはなく、空が限りなく広く、気持ちがよい。しかし、現役時代に訪れた時より
    幾分か、街は発展して賑わっている。

    この地域に入って行くと、いきなり、バーギーと称する馬車にであうことになる。
    この町での宿泊は、アーミッシュの人達が生活しているまさにその中心部であった。

    家人は地味なエプロンを買った。

    アーミッシュの人達は出来るだけ現代の便利な手段に頼らず、宗教を中心にすえて、伝統的生活を続けているのが非常に興味のあるところです。

    パラダイス周辺をドライブしていると、このようなアーミッシュの子供たちが野球をしている光景にもめぐり合うことができる。古きよき時代のイメージが思い出されるのです。

    湿度40%、程よい日差し、どこまでもひろがる空、のどかな風景、平生は、極東の盆地にて時を過ごす私にとっては、限りなく魅力的な風景です。視界に不細工なものが皆無なのも気持ちがよい。

    アーミッシュの家族ではこのように洗濯物がかならずといってよいほどに、ロープに掛けて干されている。堅実な生活が伝わってくるような風景ではありませんか!

    これがバギー。あちこちで見かけるのですが、カメラで撮ろうとすると意外と速度が速いので機会を逃してしまう。この写真は、直線コースの向こうから向かってくるのを察知して、用意万端準備、ようやくゲット出来ました。

    このあたりが、パラダイスの中心、この画像の横に雑貨屋さんがあり、そこで、ランプのホヤを買った。ついでに、似たようなおじさんを入れて記念写真。

    ナビゲーターの愛妻は時間があると、しょっちゅう地図を調べています。このあとは、田園風景を後にして、大都会フィラデルフィァの旧市街の中心にあるという「アメリカ最古のレストラン」にランチを食べる為に出発しました(この地より約3時間のドライブ)。

    これは、アメリカ最古のレストラン「City Tavern」のホールでの記念写真。建物はレンガを積んだもの。様式はコロニアルスタイル、内装もその当時の風情を再現、立ち働く人たちのコスチュームも17世紀のスタイル。使用されている家具もしっかり出来ていて、まるで我が家に居るような錯覚におちいります(因みに僕は28年前、自宅をこんなスタイルで建てて家具もその当時の様式のものを使っています)。

    裏庭では自家製エール(ビール)lが楽しめる。僕もちょうどのどが乾いたところであったので、いただきました。いやーぁー。実においしかった!ややビターな感じが出ていてとてもよかった。最近日本のラガービールは甘口でマイルド過ぎて、物足りないのですが、皆さんそうおもいませんか?余談はさておき、いよいよグレートなランチをいただきました。

    これがランチでした。ポークの塩漬けを料理したもの(ドイッチェラント風)。塩抜きは程よく、食べ応えのある逸品でした。このテーブルウエアーが渋いではありませんか!パンなどもピューター的容器に盛られていて・・・。 満腹の後、店を出て、少しほろ酔い加減で旧市街を散策後、すぐそばを走るフリーウエー95に乗ってニューイングランドに向けて北上を開始しました。

  • この頃では珍しい快晴。来客万来、お客様の中には「カフェブロッサム日和」をはず
    して、なるものか!とマシーンを飛ばしてやってきた人もある。日差しは強いが、湿
    度なく、爽やかな風あり、「値千金」の日和であった。
    先週土曜日の「夏の夜のジャズ」盛況に終了。個人的にも観客の熟女の皆さんと、親
    しくお話をする楽しい一時をもて、有意義な夜となる。裏方で奮闘した若人に感謝
    多。
    ところで、9月4日より急遽夏休みを取ることになった。と、もうすのも、先日来、
    家人、しきりにウ゛ァーモントのターシャに会いたいと言う。ヴァーモントの冬は早く、厳
    しい。訪ねるなら、今をおいて、そのときは無い。早速先方に電話で連絡を入れ、会
    える手配をした。
    ニューイングランドと言えば、現役時代の私のテリトリーの中心であった。すべての
    ことが掌のなかのごとく、熟知している。早速、エアラインチケットの手配、ハーツ
    のJFケネディー空港での車の手配、だいぶ古くなったが周辺のロードマップを書斎の
    奥より見つけ出して荷物の中に入れる。JFケネディー到着は夕刻である、通関を過ぎ
    て、マンハッタンのどこかの店で夕食を済ませ、とりあえず、郊外に出てどこか適当
    な宿を探すつもりでいる。
    以上のような理由で、9月5日(月)より9月14日(水)まで臨時休業となります。ご
    来店予定の皆様におかれましても、そこらへんのところのご理解、よしなにねがいま
    す。

  • 先週より,大気の状態不安定とて,連日,にわか雨が続き,下界の政変と妙にシンク
    ロして,いみぶかきことぞどと,案す。
    この頃は,店の横裏に,拡大せし,桑の木のもとに,テーブル,椅子をならべ,店の
    あいまに,涼を得る。緑陰,風ごとに汗のしずむを味わうこと,誠に「値千金」也。
    久しぶりに横浜より「サーヤ」の妹,ななちゃん,来。すっかり,白くなりしが,
    姿,顔,サーヤとあまりにも,そっくりになったので,驚くことしきりなり。
    一時の 慰めを得,感謝多。
    「サーヤの妹・ななちゃん」

  • きのうは、久しぶりに楽しい思いをした。
    家人の学生時代同室の寮生が何十年ぶりかで、遠方より我が家に集い滞在後、家人は
    婦人連と小旅行を企てたのである。店の引継ぎ万端の準備で家人忙しく、土曜日は、
    僕が初老の婦人連を引き受けて、足利を案内することになった。
    足利学校を一通り見学して、昼には
    「栗田美術館」
    の門をくぐり、昼食をすませ、い
    よいよ館内を見学することになった。
    僕は、昨年、同館にビジネスフレンドを案内した事があり、その経験で1~2時間の
    見学のつもりで館内に足を踏み入れたのである。
    断っておくが、この分野では門外漢である。初老の婦人連も陶磁器にさしたる心得が
    ある連中とは見うけられなかった。
    所がである・・・・・!!。
    館内、整然と陳列されたものを、順を追って見て回るのであるが、時々、陳列せし物
    の前でふと足がとまってしまう事がある。その陳列物が向こうから話し掛けてくるの
    である。そうなると、話を聞かざるを得ない。改めてもう一度、形、模様、色、もろ
    もろを丹念に見直すのである。あるものはその線のよさ、あるものは、その力強さ・
    ・・・・。そのありようはさまざまである。
    どうしても、そのように不思議に足が止まってしまう。
    ふと、みると、連れの婦人連も同様であった。まったくの門外漢がその陳列物に引き
    付けられ、魅せられてしまう。不思議なのである!!。気が付いた時には、瞬く間に
    5時間が経過していた。全員、館内にあふれる、良質な陶磁器のかもしだす摩訶不思
    議な気配を満喫して外に出た。
    思うに、人間、年を経て、それなりの経験の後、人は、誰でも、内面には、程ほどの
    見識が育ってくるのではないかと思う。それが、一流品と云うか、本物に出会ったと
    き、おのずから共鳴し、その様な作用が生ずるのだと、考えるに至ったのである。
    そう考えてみると、多少腰が痛い、腕がだるい、足が重いという事も、我慢出来る。
    なにしろ、眼力が一段と向上するのであるから。それで上等である。
    久しぶりに貴重で、良質な時間を過ごすことが出来た。
    素晴らしい陶磁器達に感謝多。。
    「老嬢等と足利学校にて」

  • 宝くじは買ったことがない。家人曰く「わずかにでも、当たる可能性がある!」と言
    う。
    僕はその僅かな可能性は問題としない。
    その代り、おみくじは買う。今朝も「大日」に参拝、イベント無事終了の報告をはた
    し、1本引いてみた・・・・。果たして、大吉であった。
    その瞬間はいいがたい達成感があり、爽快であった。
    小吉であれば、謙虚に反省して、明日よりの指針とするのである。何が出て来ても心
    が柔軟に動く。
    老いたるお蔭と、天に感謝多。

  • この頃,庭の枯れ松で啄木鳥がよく仕事をしている。その木の下にいつて,仕事振り
    をながめていると気配を察してどこかに飛んでいってしまうのであるが,最近は害を
    なさぬものと心得てきたようで,見学者を無視して,多少の音にも動じず,ひたす
    ら,木に取り付いて穴をあけている。
    朝夕,ホトトギスも盛んに鳴いている。初夏,周辺の山々,雲低く垂れ込め暮れ行
    く。

  • 葬儀二件。家人は店にて明日の準備に忙。夕,一人「ゆり」にて飯す。薄暮に帰路,
    露天の「アラジン」にて喫茶し帰宅。静かに時は過ぎ行き,逝く人を偲ぶ。

  • 色々あったけれど,連休を,多忙中,沢山の人達に助けてもらいながら,どうにか乗
    り切れた。音楽イベントも大盛況であった。
    今日は昨日と打って変わり閑,常連さんと歓談快。庭,雉,しきりに鳴く。
    今年の課題は質を保ちつつ臨機応変,速やかなる接客,これに尽きる。