朝より雨。銀座線で有楽町に出、久しぶりに映画館に入る。出でて後、家人に教わった「松屋」にてターシャ展を見学。婦人多し。千代田線にて赤坂に向かい、知り合いのスタジオを訪ねる。隣の広場ではタレントのイベントありとの事で見学、知らぬ人ばかりで興味わかず。大学で理科を教える先生有、しばらく歓談。帰路、放送局の近くにある石釜ピザの店にて飯。終日雨、寒。外為やや落ち着くと有。

「紅葉する老年」と云う言葉が好き。老年期、戸惑うことばかり。孫の名前がとっさに出てこない!愛用するお店の名前も失念!探し物で、部屋に入ったら、目的を失念!と、悩ましいこの頃なのであります。一方、巷では、「人生100歳時代」と言うフレーズを耳にします。「そんな事は学校では教わりませんでした」などと、愚痴めいたことを言っても仕方がない・・・・。
後26年でそこに到達してしまう!店で立ち働いていると、「よく頑張ってますねぇ!」と、人様に褒められる事もある。こういう時は、気分爽快、元気が出るのであります。これはそんな老輩の日々を綴るものです。
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2008年3月14日(金)曇
店の裏庭にある梅の花がようやく、咲いた。
去年は確か3月4日頃であった。
寒かった冬もようやくにして遠のいた感有。
先週の日曜日は暖かな日和で外で食事をする人達を見かけたほどである。休日であるが、老妻、明日の食材準備のために忙しなく働く。当方は薪作りに精を出す。依頼されたエッセイ原稿はすでに出来上がった。野鳥も林の中に見え隠れする。寒かった冬も終焉、ようやく季節が春へ大きく一歩踏み出した、今日この頃である。 -
2008年3月2日(日)晴
天気、風なく穏やかに推移す。庭にて愛犬家の談笑する姿有。懸案のローストビーフ、本日完成をみる。試行錯誤する事3ヶ月、こころならずも、お召し上がり戴いた諸兄、お客様には心より感謝申し上げる次第。再度の来店を請い本物を味わって戴きたいと心より願うものです。思いおこせば我が愛犬逝きて3年を数える。今日はその命日。好物のローストビーフがサーヤの命日に完成をみるとは、無粋なる吾にしても、草葉の陰から、吾等の行く末を案じてより、そこに至らしめたと、因縁めく日和となる。愛犬の冥福益々なることを祈り合掌!
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2008年2月24日(日)夜来の残雪あり
昨夜より強風有。風、山岳方面より乾いた雪片を運び、夜中積もり、周辺雪景色となる。
店、昼より来客有、フォンディユを頼む人多し。
三陸方面で発達した低気圧、交通機関、諸事にことのほか多くの影響を及ぼした模様。
「春の嵐」あなどり難し!
風邪気味ゆえこれにて就寝 -
2008年2月16日(土)晴、寒
周囲の雪消える。昨年秋より「もんみや」の出版社より大人のライフスタイル季刊誌「リラク」を発刊することになり、そこに掲載するエッセイを私が担当することになった。気楽に引き受けたものの活字になる原稿を作ることは繁昌記とは趣が異なり、やや悪戦苦闘するも2回目までは掲載できた。今は3月25日発刊予定の春号の原稿を書いている。
店は今年の営業が始まり2週間を経てようやく本調子を取り戻してきた。今日からスコーンやマフィンも焼き始めた。ローストビーフに添えるヨークシャープディングも本格的な形に仕上がりつつある。皆様も一度味わってみてください。個人的には大変美味しく焼けたと思っています。お持ち帰りも出来るように店内に飾りました。 -
2008年2月13日(水)晴、寒
今朝のラジオでは森田さんが寒波は今週までと言っている。我が家では近頃、湯たんぽを愛用している。2週間前より寝床に湯たんぽを入れ始めた。まことに具合がよく、夜中にトイレに起きることもなく、快眠できる。私の湯たんぽは愛犬の残していったものである。だから寝るたびに、サーヤの事を思い出して目頭が潤む。
湯たんぽを使用する前は寝室をオイルヒーターで温めて寝ていたのであるが、変に生ぬるくて、快眠を妨げた。いやすでに20年そのスタイルで生活していたのであるが、なんというか・・・・・、つまり老人となり、若いときのように睡眠を体が要求しなくなったのかもしれないが朝までぐっすり寝られるにこしたことはない。それで、今年の1月から暖房なしで毛布を1枚よけいにかけて、古いカシミヤのセーターをパジャマの下に着て寝たのだが、その時はまことに具合がよかった。布団に入って少しヒヤッとするがしばらくすると体温で暖かくなり上にかける布団の重量感もあり寝心地もよく、春までこのスタイルでいこうと思っていたのだが、なにせ、このところの寒さである。足が冷えて夜中にトイレに起きるようになってしまった。湯たんぽ!少しレトロなツールだが、これで問題も解決した。愛犬に感謝多! -
2008年1月26日(土)晴れ、寒
散歩と読書三昧に過ごした冬休みもそろそろしまいとなる。今日より2月2日開業に向けての準備を始める。先日来の強風にて倒れし枯れた木を細かく薪にして燃やし暖をとる。ローストビーフの牛肉を試食のため焼く。美味也。
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2007年12月30日(日)晴れ
寒。午前中織姫山散歩。午後孫3人伴い新しくできたショッピングモールに徒歩で向かう。途中トンネルをさけ、行き止まりの道よりやぶに入り直線的に山をよじ登りる。過激な登りかたに孫達は悲鳴を上げるが無視。尾根にたどりつき又直線的に崖を下る。一番下の孫、崖下のぬかるみに落ちて泥だらけとなり、その姿哀れなり。モール到着後孫より財布を落としたとの報告あり。家内が5000円を入れて孫に渡したものなり。水を飲んで帰路につく頃、陽西に傾く。寒風ことさらにしみる。
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2007年10月9日(火)曇り
日曜日に焼いたロースとビーフ、たちまちのうちに完売。家族連れで出かけてきた小学生のボーイ君は「舌鼓を打ちつつ一瞬のうちに平らげてしまった」とは、その場面を目撃せし家人の証言。
さて
9月末より仕掛かりし、松、伐採せり。切断した幹は建物に寄りかかるように傾き、そはならじと反対がわに向けるべく、かねてより松のテッペンに仕掛けておいたロープを手繰り寄せ「うん!うん!」と引っ張ってみたが、我一人ではどうにもならず、厨房よりたくましき婦人連を呼び出し、掛け声勇ましく5人で渾身の力をこめてロープを引くが、枯れた松と云えども、その重量あなどりがたし、わずかに揺らぐのみ。その声のけたたましさに来店中の紳士も手伝って一緒に引いたときには、ロープが切れて全員尻餅をつくありさま!土曜日のことであった。しかして本日、再び新しいロープを体に巻きつけて松のテンペンに登り、端をしかるべきところに結び付け片方の端を甥の大きな車に結び付けて引いてみた。さすがに動力である、たちまちのうちに「ぐぐっ」と垂直に立ったかと思うと轟音をともない地面に落下した。写真は伐採後の「お清め」にワインを樹に注ぐところです。ワインはソービニヨン・ブランの辛口、清めのためワインを少し樹に注ぎ、残りは我が胃袋にに収めようと目論んでいたのですが、撮影後、家人はいきなりグラスをつかみ全部樹に注いでしまったのであります・・・・。「話が違うじゃぁありませんか!」と喉元まで出掛かった抗議の声をぐー、ぐぐーーーと堪えてしまったのであります。もし、わずかでも抗議の声を発すればそれにかぶせる様な10分にも及ぶ家人よりのお説教を賜るのは火曜日の次は水曜日となるごとく明白なのです。さすれば、男はぐっと我慢、事は穏便にすむわけです・・・。 -
2007年9月26日(水)晴、涼
雑草の伸びうちばになり、彼岸花を庭に見かけて、秋来たるを知る。今年の夏は・・・・、いや・・・・、まったく、暑かった!!!。
夏の思い出は、昼寝の快。店の忙しさ、一段落した午後、畑仕事も手早く終了、簡易ベットを木蔭に据え、本を携えて横になる。下枝を切った木々の穴より涼風来たりていつのまにか寝入ってしまう。この一時は筆舌に描きがたき程の快。よき思い出となった。
さて、今日は、家人の言いつけで、枯れた太い松の整理。建物まじかにある直径60センチ程の松、高さ15メートル、そのてっぺんに登り、周囲に伸びる枝や幹を上からじゅんぐりに切り落とす。中ほどまで切り落としていったのだが、根尽きてしまい、続きは来週にまわすことになった。疲労困憊いいがたし・・・。しかし木の頂より眺めるブロッサムの庭はめったに見られぬほどの美しさであった。