朝、用足しを兼ね事務所まで歩。帰路「モカ」にてウインナーコーヒーを飲、極めて快。粗食後午睡、夕に至る。夕焼けの空に誘われ、織姫公園散歩。中腹より市内を覗くと、暮色湿度に溶け込み、あたかも、旧式カメラの、すりガラスに像を結ぶ絵の様に、こっくりとした風景が浮かんでいる。山頂付近に至り、6時を告げるチャイムが突然近くより聞こえてきて、昔はこの山を「サイレン山」と呼んでいた事を思い出した。
鑁阿寺より晩鐘もとどく。西には、湧き出でる雲の向こう側に、コントラストの利いた夕焼け雲が浮かんでいる。幸いにして老妻も息災、夕餉の支度をしている。僕も元気に散歩も出来る。この一瞬に勝るものは無い。夜、麦酒にて老妻と乾杯。粗食飯。
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