昼前より飛駒に出掛け薪割りをする。イチョウと桑の葉が秋色に変わり、そこから光が反射して周囲は黄色い光で満ちる。。啄木鳥の音もとどき長閑。昼、市場で買ったアサリでパスタを拵えたが、貝に勢いが無いから美味しくない。アサリは春に限るのかもしれないと思いサラダを拵えて食べる。午後、再び薪割り。後、休息。「紅葉する老年」を読み始めた。曰く「老年という古陶器にはひびがはいりやすい。線が浅く短いあいだは、中に入っている命の水はもれない。老化が器を圧迫し、内へ、裏へ線が走りだす。高齢になるとクモの巣もようになる。水はにじみだし、器の全身が汗をかく。中身は確実に減り、やがてしずくの音が聞こえてくる。もれる音、落ちる音が生の終幕の伴奏になる。・・・」人生の秋から冬への舞台が変わる事に気付き始めたこの頃、将に当を得た本だ。ゴヤやレンブラントの話も出てくる。トルストイも出てくる。隠遁生活の幅も広がりそうで面白い。
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