昨日から今日にかけて今年一番の寒さとなる。家に居ても心が落ち着かないので、床掃除の続きをやるつもりで飛駒に出掛ける。この冬は、薪は十分に用意してあったから、暖炉に火を入れて盛んに燃やす。小一時間もすると室温が27度になり、快適である。掃除が済んで、かねてより、読もうと思っていた、山田風太郎の「戦中派焼け跡日記」を取り出して読み始める。時は昭和21年である。著者はこの頃、東京医学専門学校三年生、24歳であるという。その人物の日記だ。また、手元には、永井荷風の日記もある。この人は昭和21年には67歳になって市川市に住んでいた。年齢の違う作家の同時代の日記を比較して読むのも一興である。私はどうも、この頃の時代から離れられない・・・。去年は概ねヨーロッパ大戦周辺のモノを読んでいた。音楽などもその当時流行した音楽から離れられない。このあたりの時代を扱った小説でも映画でも観ると妙に心が落ち着く。暖炉の薪のはぜる音を聞きながら、好きな本を読む。なんと贅沢な時間だろう!これで、愛妻がキッチンで仕事をしている物音が聞こえてくれば謂うことは無いのだが・・・。
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