朝、フレンチトーストにメープルシロップを掛け飯。午前中、織姫山散歩。昼、愛妻の作りし海老の天麩羅にて一杯。最近、米作家トム・クランシー氏夭折を知る。「レッドオクトバー」「今そこにある危機」「パトリオット」というふうな国際情勢のプロセスの裏面をテーマにした面白い作品を発表した作家だ。しかし、90年代の後半より、そこに描写される勧善懲悪的なモノが鼻についてきて読まなくなってしまった作家也。ソビエト連邦時代が崩壊する直前の海軍が直面する深刻なテーマを扱った「レッドオクトーバー」に接したときは非常に新鮮な驚きを得た。旧い話になるが、やはり、国際政治の舞台裏をテーマにしてデビューしたフレディリック・フォーサイスの「ジャッカルの日」を読んで胸躍った時と同じ感興を味わった。しかし、二人の作家の間には時間的距離があり、トム・クランシーの作品には、フォーサイスには無かった情報機器が登場して今日的な体裁を整えていたと思う。ところで、冷戦時代が終焉すると必然的に、スパイが活躍する物語も消えていってしまった。そういうものを愛読していた余輩は其の頃、非常なパニックに陥った記憶がある。夢中で其のどん底から這い上がろうともがいて、幸い、1900年代の現代史、欧州大戦に関連する事象に関心を移して其の世界にどっぷりと浸かる事ができひとます安着した。トム・クランシー輩の冥福をせつに願う・・・・。
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