5時の外気温25℃。夏である。厨房も暑い。暖炉で仔羊を焼く為に、炎を浴び
火床を拵えている間、一瞬であるが暑さを忘れる。注文が入って、コーヒーを
抽出する時、無我の境地で、湯挿しから豆に湯を注いでいる時も、一瞬で
あるが、暑さを忘れる。
昔、孫がまだ幼き頃、この時分、車でどこかに連れ出そうとする時、車窓を
閉め切って、暖房をかける。陽射しがあれば、たまらなく熱い。そこを耐えてこらえて
暖房強。車内、阿鼻叫喚の如く、孫の絶望的な叫び声が聞こえる。
余輩も汗が噴出す。赤信号は非常につらい・・・・。
とうとう、たまらなくなって、車を止め、孫と一緒に外に飛び出すと、一瞬であるが
冷蔵庫の中に飛び込んだような清涼感がある。真夏の外気温35度ばかりの時。
その、孫達も高校生になってしまいお互いに忙しいから会わずじまいとなりけり。
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