愛犬サーヤ、二日前に退院。その日は、先生より明るい声で「無事手術終わりました!
からだのアチコチ斬った貼ったと、まるで、斬られ与三郎のようになってしまいましたが、年よりも大分体が若くて元気ですよ!」「いつでもいいですから、都合のよいときにお迎えにいらっしゃい!」との事ゆえ、花の香ただよう夕暮れ時、家人と病院にサーヤを引き取りに行く。
病室より現れたるサーヤ、あちこち体の毛を剃られて、傷口の縫い後も生々しい姿であったが、家人も私も、思わず「斬られ弥三」と言われた事を思い出し噴出してしまった。
本人は面白くなさそうで、家人のもとににスタスタ寄ってきて一本の前足をあげて家人の足に手をかけてひとくさり文句をいいたげな様子をみせた。
夜になっても、このところ、入院中の気苦労の為か、寝息をうかがっても、いつもする、鼾が聞こえない。
兎も角も春の椿事、一件落着。
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