うららかな春の日となる。この頃、午前中、サーヤ、庭の陽だまりに横たわり、のんびりと日光浴を楽しむこと多し。
昼寝の時間も少なくなり戸外うろうろする姿を、店の窓よりしばしば見かける。
そんな元気なサーヤであるが、聴覚はめっきり衰えてきたとみえ、例えば、私が庭に出てその姿を見ながら、名前を呼んでも、方向違いの彼方に顔を向けるのである。何回か呼ぶうちにようやくこちらに気付き顔を向けるありさまである。
今日、あらためて、体を調べていると「いぼ」のような物や脚の付け根には、しこりのようなものが少し大きくなってきたのである。年はとっても、なにわともあれ当店の看板娘、心配になり、行き付けのK病院に連れて行く。
先生曰く「サーヤちゃんも器量のよいのはおとろいていないわねェ~」「でも、年をとると色々出てくるから、気になるようなら手術をして治しましょう」ということになり、入院することになった。本人は帰りたいとしきりに鳴くのであるが、先生に宜しくお願いをし、サーヤには、よく因果を言い含めて、一人病院をあとにした。
夜になり、家人は「ナニが居ないとさびしぃ~」と言うこと頻りである。
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